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・前回教材を参照
学習体験を得た後、その体験を自分自身で意識的にふりかえって、「見直し」することである。みなさんの段階では、いますぐ「できるか/できないか」ではなくて、この経験を活かして次の機会にどう立ち向かうかが大事である。むしろそのためのトレーニングとして課題をやっているわけだ。
ワークショップや演習の後には、熱気を冷ましつつ、その状況において「何を試み、何を学んだのか」を学問的知識と関連づけながら冷静に吟味し、自分の言葉で言語化することが必要であるとされる。こうした行為を通して、個人的な体験は、はじめて「学習」になり、自分なりの知識として定着させることができる。学習能力の高い学生ほど、自分なりの視点で解釈をして自分のものにしている。
GoogleDocumentの「リフレクション4」のワークシートの項目にそって記述する。自分がたどってきた道を再確認するために、演習教材と自身の作品を見返してみること。
なお、「学んだこと」とは、教材ページをそのまま写すことではなく、むしろ書いてないことに気づくことである。つたなくとも自分の言葉で考えてみること。
このリフレクションは、演習におけるもっとも大事な学びであるため、なるべく丁寧に書くこと。ワークシートの最後には、演習全体に関する感想や教員へのメッセージがあれば書いてください。スペースが足りない場合は、2枚目以降も利用可。
◎ 感想ではなく、次の機会に必ず活かすための「気づき」と「見直し」であること。
備忘録としての機能(どういった質問・意見がでた、発表を聞いたなど)は含めてもかまわないが、感想(気持ちの問題)との違いに気を付けること。
学んだことは、ほんのわずかでも次の自分にとって有用となる「知」である。感想は感想で面白いので書いてもいいが、リフレクションとは分けて書くこと。
◎「なんでうまく行かなかったんだろう?」「こうすれば違ったかも」を、出来る限り分解すること。 具体的であれば次に繋がりやすい。
例:「この部分は〜〜したほうが、よりねらったことが出せた」 「〜〜の時は〜〜するべきだった」など。どの作品を見てそう思うのか, どの(誰の)発言を聞いてそう思うのか, どの部分をそうすればよかったと思うのか、などの参照事項を付けると尚良い。
◎ 内容のバランス
内容が他人とのコミュニケーションの問題に偏りがちなので気をつけて欲しい。各自が取り組んで知識として学んだ内容(題材の「移動」、制作プロセス、デザイン、システムetc)の方を重点的に書くこと。
◎ 分量
思ってもないことを無理矢理書く必要はない。したがって文字数は自由。
各自が記した項目の量が、得た学びの量である。
自分の活動を自分の言葉で書くことが、一番大事なこと。
リフレクションシート4(各クラスのclassroomから提出してください)
7/27(土)17:00
Discordの自分のチャンネル / Classroomの提出場所
※グループワーク自己評価用紙も同じくこの日なので忘れないで提出すること。
現行カリキュラムでは、4年生になると「修了能力認定D」という科目が設定されている。これは期待される学位授与(卒業)のレベルに達しているか、これまでの学習内容を証拠物として示しながら、自ら説明し、修了能力に間違いがないかの認定を得るものである。
この認定に臨むにあたって、1〜3年の学期末のタイミングで、それぞれの学年における達成状況をまとめる学修ポートフォリオを作成する必要がある。この提出物について予告する。(現時点〈2024年7月〉の段階で提出が必要なものではありません)。
成果物、ウェブサイト、発表の分担、当日のブースの設計など、発表会の準備をする。
必ず一回は進行チェックをうけること。
それぞれのチームで、計画したスケジュールと合わせてを進める。