D_basic*2024 | 基礎演習D 2024 |第14回|サービスの企画9

応用課題 = "確かめる"
7月15日|グループによる企画提案7

本日のMENU

 

1|スケジュール確認

■今後の予定と本日のゴール

■発表会の要項

前回教材を参照

相互評価の行き先割当表

2|学びのリフレクション(個人課題)

■ リフレクションとは

学習体験を得た後、その体験を自分自身で意識的にふりかえって、「見直し」することである。みなさんの段階では、いますぐ「できるか/できないか」ではなくて、この経験を活かして次の機会にどう立ち向かうかが大事である。むしろそのためのトレーニングとして課題をやっているわけだ。

 

ワークショップや演習の後には、熱気を冷ましつつ、その状況において「何を試み、何を学んだのか」を学問的知識と関連づけながら冷静に吟味し、自分の言葉で言語化することが必要であるとされる。こうした行為を通して、個人的な体験は、はじめて「学習」になり、自分なりの知識として定着させることができる。学習能力の高い学生ほど、自分なりの視点で解釈をして自分のものにしている。

 

■ リフレクションシート

GoogleDocumentの「リフレクション4」のワークシートの項目にそって記述する。自分がたどってきた道を再確認するために、演習教材と自身の作品を見返してみること。  

なお、「学んだこと」とは、教材ページをそのまま写すことではなく、むしろ書いてないことに気づくことである。つたなくとも自分の言葉で考えてみること。

 

このリフレクションは、演習におけるもっとも大事な学びであるため、なるべく丁寧に書くこと。ワークシートの最後には、演習全体に関する感想や教員へのメッセージがあれば書いてください。スペースが足りない場合は、2枚目以降も利用可。

 

■ 書き方について

 

◎ 感想ではなく、次の機会に必ず活かすための「気づき」と「見直し」であること。

備忘録としての機能(どういった質問・意見がでた、発表を聞いたなど)は含めてもかまわないが、感想(気持ちの問題)との違いに気を付けること。

学んだことは、ほんのわずかでも次の自分にとって有用となる「知」である。感想は感想で面白いので書いてもいいが、リフレクションとは分けて書くこと。

 

◎「なんでうまく行かなかったんだろう?」「こうすれば違ったかも」を、出来る限り分解すること。 具体的であれば次に繋がりやすい。

例:「この部分は〜〜したほうが、よりねらったことが出せた」 「〜〜の時は〜〜するべきだった」など。どの作品を見てそう思うのか, どの(誰の)発言を聞いてそう思うのか, どの部分をそうすればよかったと思うのか、などの参照事項を付けると尚良い。

 

◎ 内容のバランス

内容が他人とのコミュニケーションの問題に偏りがちなので気をつけて欲しい。各自が取り組んで知識として学んだ内容(題材の「移動」、制作プロセス、デザイン、システムetc)の方を重点的に書くこと。

 

◎ 分量

思ってもないことを無理矢理書く必要はない。したがって文字数は自由。

各自が記した項目の量が、得た学びの量である。  

自分の活動を自分の言葉で書くことが、一番大事なこと。  

 

■フォーマット置き場

リフレクションシート4(各クラスのclassroomから提出してください)

 

■提出期限

7/27(土)17:00

Discordの自分のチャンネル / Classroomの提出場所

グループワーク自己評価用紙も同じくこの日なので忘れないで提出すること。

3|学修ポートフォリオ / 修了能力認定について(予告)

現行カリキュラムでは、4年生になると「修了能力認定D」という科目が設定されている。これは期待される学位授与(卒業)のレベルに達しているか、これまでの学習内容を証拠物として示しながら、自ら説明し、修了能力に間違いがないかの認定を得るものである。

この認定に臨むにあたって、1〜3年の学期末のタイミングで、それぞれの学年における達成状況をまとめる学修ポートフォリオを作成する必要がある。この提出物について予告する。(現時点〈2024年7月〉の段階で提出が必要なものではありません)。

◎学修ポートフォリオの作り方

4|制作 / ディスカッション

成果物、ウェブサイト、発表の分担、当日のブースの設計など、発表会の準備をする。

必ず一回は進行チェックをうけること。

5|今週の課題

◎成果物/成果集ウェブサイトの制作

それぞれのチームで、計画したスケジュールと合わせてを進める。